今回の帰省は大変でした。
July 10, 2018
西日本を中心に降った大雨、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
そんな僕も佐賀に帰省した6日金曜日は、到着地である九州地方の天候が怪しい。
空港カウンターの張り紙に、安全に着陸できなければ成田空港に引き返すというアテンションがでていました。
結局、成田に引き返すことなく無事佐賀空港に到着できました。(実は初めての佐賀空港)
しかし、そこから唐津までの雨の尋常でない降り方にはびっくりで、今にも氾濫しそうな河川を横目に早々と走り去る。
途中、厳木(きゅうらぎ)という町のパーキングを通ると、高速から崖崩れが起き、車が3台巻き添いになっていました。
これはいったいどうなるのだろう...そんな不安を抱きつつもその雨はその後各所に甚大な被害をもたらしていきました。
50 年に1度降る大雨なんて予報出来るくらいなら、もっと早く対策を呼びかけてはもらえぬものだろうかと、
個人的には憤りを感じてしまいました。
各所では大変な状況ではあったのですが、
今回の井上絹織さんでの販売会、不安定な天候の中ご来場頂き、誠にありがとうございました。
今回もおおいに家族、友人、親戚一同に大変お世話になり助けてもらいました。
服は誰にでも好みがあります。世代間の違いもあり、値段もあり、地元の唐津で服を披露することで
いつも以上に服にまつわる周辺の要素がたくさんあることに気づかされます。
僕たちには、僕たちの色があるので、なかなか共感してもらえる部分をつくるのは難しい。
(もちろん唐津以外のところでも難しいですね)
でもそういう状況でも、2月に参加したときに初めて来て頂いたお客様が今回も来てくれました。
そして今回も初めましてのお客様に興味を持って頂きカットソーをご購入して頂きました。本当に嬉しかった。
SNSが当たり前になってからは、「より多くの人に届ける」ということを無意識のうちに意識していたようです。
でも今回それがなんだか恥ずかしいことだったなあーと思ってしまいました。
どこでもかんでも多くの人に届けようとするなんて無理ですよね。
100人いて100人が同じように良いと感じることはまずないでしょう。
たった1人でもしっかりと伝えることができれば、そこからがスタートだなと改めてここ地元の唐津で勉強しました。
唐津という街は、美味しい食べ物、唐津くんちというお祭り、キレイな風景、海、山、川がとてもバランス良くあるところ。
今、現在進行形の僕らからすると時間はかかると思いますが、
そういう背景に似合うようなものをつくれるようになりたいなあと思いました。
皆様、本当にありがとうございました。