秋冬のshirtsはこういうタイプもつくりました。
tie loop blouse。
二重織の表面のみを起毛させた生地は、windpen check柄がはっきりと現れることなくぼやけた感じ。
見ためから感じる温かさもぐっとあがり、良い表情になりました。
はっきり柄が出るものももちろん良いのですが、
そのはっきりが今までつくってきた服と合わないような気がして、気恥ずかしさを感じていました。
そんな生地を起毛させることで柔和な印象に変わりました。
蝶々結びをして着て頂くのがこのshirtsの着方です。きゅっと首ものが締まって暖かい。(▲締めすぎ注意)
優しい生地の雰囲気を壊すことなく、優しい着こなしが出来るのではないでしょうか。
ベーシックなものと違い、いつもと違う。ちょっと冒険をするようなshirtsです。
つくってみて率直に感じたことは、こんな遊びの巾をふくんだshirtsも良いですね。
街を歩いた時、ふと鏡に映る姿に、着る楽しみ巾が広がったと感じて頂ければ幸いです。
( tieは外すことも可能です )


