昨日、いつもお世話になっている工場さんに行きました。
途中、寒ーい電車に揺られ、帰省でなにかと殺気だつ雰囲気に馴染めない僕らは気後れしながら移動でした。
この仕事をはじめる前まで、縫製工場のイメージというと、大きな建物の中にミシンが何台も並んでいる。
というものでしたが (もちろんそういう大きな工場もあります)、
工場さんは、静かな住宅の中にごくごく自然にあることが多いです。
以外と皆さまの実家の隣が...みたいなことがあるかもしれませんね。
ここから、日本中、もしくは世界に向けての商品が縫製されていると実感するとなんだか身震いしてしまうほどです。
創業のきっかけや、近隣の縫製工場の状況、近年の工場体制など、様々な話しを聞かせてもらいました。
服に対して求められる事が変わっていく世の中において、アンテナをはり巡らし、
同じように変わっていかなければならないというのです。
【時代に合わせて変化していけること】
そう話して頂く社長からは、苦労の片鱗も見せず、満面の笑みで話してくださいました。
かわっていけることってきっと難しいですよね。自分におきかえると、簡単に出来そうでもなかなかそうはいかない。
時間もかかるでしょうし、準備も必要。決断から踏み出す勇気。
例えるなら力強い骨格(会社の理念)と柔軟な筋肉(変化への対応)をもっている...話しを聞いている間中、
そんな一流の体操選手のような会社像が浮かんできました。
色々と楽しそうに話してくださる社長に、僕は聞きたい事がありました。
40年縫製工場を経営して一番嬉しかったことはなんですか?
【続けてこられたことかな】
右も左もわからない縫製工場をスタートさせ、はじめは女性の仕事だーなんて思っていたけど、
たくさんの人に支えられて(マンパワー)続けてこられた。
不器用だからね(笑)
仕事を手広く広げる事なく、出来る範囲でのモノづくりが性に合っていたのかもしれないねー。
気負いなく語られる姿に、優しさと力強さを感じずにはいられないそんな人柄にふれる事が出来ました。
そして、私たち自身の今後も、また少づつ良く変化していけるような気がしました。
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是非ご覧下さいませ。
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