
昨日は海の日でした。
先日帰省した時に撮った海の写真があったのでこれで少しでも海気分を。
そんな海の日という夏の休日に、わたしたちは冬の生地にふれて1 日を過ごしました。
秋冬に向けての生地の準備。縫製の準備。
夏まっさかりの時期に秋冬の生地を触るので、暑さが2倍...いやいや3倍増し増しでの体感ですが、
そんな暑さ増し増しでの準備も、先に待っている楽しみがあるからこそのことですね。
そういう楽しみを自分で持っていることに、時々、自分は恵まれているのかもなあーなんて考えたりします。
もちろん、その過程においてはそれなりの苦しみがあるのですが... (笑)
大学時代、体育会(バスケット)の先輩に、
「試合での勝敗は大事な事だけど、それよりもそこにいきつくまでの過程がもっと大事だろ」と説教されたことがありました。
モノづくりも準備の過程が全てで、出来上がったものは準備の賜物。
それなりにやってしまえば、それなりの結果にしかならないということ。
準備を怠ってしまえば先の楽しみもきっと待っていてはくれないでしょう。
当時の説教された苦い記憶が、真夏の猛暑の中、蜃気楼のようにふと思い出されました。